■困ったケースその1
お送りいただいた写真が・・・
お顔が小さい写真をいただく事がありますが、これは拡大すると細部が解りませんので、再撮影か良いものの再送付をお願いします。「
写真についてのお願い」の内容をどうか充分にご理解ください。
良い写真がないという方はこちらの「名前の詩とイラストの額」がおすすめです
■困ったケース その2
お酒・・・と言われても・・・(^^;
似顔絵額のご注文時にお聞きしている「ご本人の趣味、好きなこと」は、「絵にできるかもしれない材料」としてお聞きしています。できるだけ具体的で一般的な分かりやすいものをお願いいたします。
例えば「お酒」と言われても描けません、「ビール」「日本酒」「焼酎」なら描けます。「釣り」では描けません、「池でフナ釣り」「船からアジ釣り」なら描けます。
武 これでご発注の勘どころは、しっかりお解りいただけますよね?(^^)
■困ったケース その3
名前の詩のチェックのご検討の返事が「???」
名前の詩ができた時点でメールにてご検討をお願いするのですが、「もうひとつふたつお願いできませんか?」「もうひとひねりを」「もう少し違う観点から考えてもらえませんか?」との簡潔なご返事。しかも具体的なご指示は一切なし……。
「名前にある文字」という「非常に限定された文字だけ」を「順に」「すべて」使って「起承転結」「ストーリー性」「文法」をも照らし合わせ、しかも「お祝いの目的に合わせ」「文芸的な完成度と芸術性」、「語感」「リズム」をも考慮して創らなければならないわけですから、正直、そう簡単には詩作はできません。
例えば「あ」と「い」の行だけを何か他の語に変えてください、と気楽に言われても、そこだけ変えて「はい、できました」というわけにはいきません。
「あ」と「い」を変えれば、他の語の行も当然、変えないと無理が出るケースもあります。場合によっては一から全部作り直しということにもなってしまうのです。
ご提案する詩は短い言葉並びですから、できたものをパッと読んでコメントするのはごく簡単なことかと思います。しかし、こちらはゼロから上記ポイントをすべて考慮しつつ創るわけでして、その裏側には申し上げていない隠れた伏線がたくさんあるのです。そして、ひとつの詩の裏にはいつも大量のボツ案ができます。
具体的な方向性やご不満点も教えていただけず「あとひとつふたつ…」とお気軽に言われても、こちらとしては頭をかくしかないわけでして、
こうしたご返事が詩作担当として実は一番辛いのです。ごく稀にですが、もう泣きたくなるほど落ち込んでしまう夜もあったりします。
ダメならダメでもちろん結構ですので、どのようにどの方向性で再提案して欲しいと
具体的なイメージ等を的確に詳しく教えていただければ全力を尽くします。
ご要望がある場合はご注文の際に簡潔明瞭に明記してください。
■困ったケース その4
似顔絵が似てない
納品後「似顔絵が似てないのですが…」とのご返事。驚いて顔写真と作品と見比べたのですが、我々としては特に問題は無いと判断できるのです。
ウンウン考えた結果として出てきたのが「元々の写真がその方の特長をとらえた良い写真ではなかったのを無理矢理に描き起こしたためだろう」ということになりました。
お客様はその当人を、それはそれはよくご存じなわけで、一方、私たちは、その方には全く会ったこともないわけで、ただただ、いただいた写真だけを頼りに「これで似てるかな?」と思い続けながら描き起こしていくしかないわけです。考えてみれば、これはかなり危ういビジネスやと(^^;
写真通りに描き起こした自信の作品が「似てない」と言われてしまうのはちょっと辛いです。
元写真の善し悪しで完成度が100パーセント決まってしまいます。
「どうか笑顔の良い写真をお送りください」と何度も念をおす訳はここにあります。良い写真がどうしてもない場合は完成度はどうしても低くなることをどうかご了解ください。
どうしても良い写真がないという方はこちらの「名前の詩とご希望イラストの額」はいかがでしょうか?
■困ったケース その5
いただいた写真が全く違う顔
二枚いただいた写真が、どうみても「これは別人ではないか?」と思えるほど雰囲気が違うのも悩まされます。特に女性の方に多いです。髪型やお化粧の影響はとっても大きいですね。
武 ここでうなずく男性諸氏とは、きっと良いお友達になれそうです(^^)
米寿祝いでお送りいただいた写真なのに、どう見ても20年以上昔の写真というのもありました。この通りに描くと「似てない」と言われるリスクあり!、というプロの判断(^^;で、最新写真を再送していただきました。もちろんシワ取り&美白サービスは、そーっとしておきましたが。
また、女性の場合、厚化粧でフラッシュ撮影の顔面真っ白け写真となると、こちらとしてはもう手も足も出ないというのが本音です。
な「二枚の全然顔の違う写真を見比べてるとな、ウンウンうなってばっかりで全然筆が進まんのじゃ、この時は半日うなり続けたですよ」
武「丸いお餅と四角いお餅を見せて三角のお餅を描けと言われてる気分みたいですかね?」
な「ややこしい例ですな。けどまぁ、そんな感じですね」
■困ったケース その6
名前の詩のチェックの後、全く連絡が取れなくなった
これはホンマに困りました。名前の詩のチェック段階で、ご要望通りに修正した詩を「これでよろしいですか?」とお送りしたところ、何度メールしても返信なし。ご注文メールにあった携帯電話の番号にかけ続けましたが、これも応答ナシ。やむなく郵送したのですが、これもご返事なしということでもうアウトと判断し、制作中断のご連絡を郵送いたしました。
それでもご返事がないため、結局、制作は中止。名前の詩は最初のチェックが終わっていましたので、少しお気の毒でしたが名前の詩の制作費は請求させていただきました。
武「
メールでのレスポンスが前提で制作が進行するだけに、このルールを壊されてしまうとアウトです。お客様は決して安くないお金を払い、我々はそれをいただいてひとつの作品を作り上げていくわけですから、いわばお客様もこちらも真剣勝負。それなりの気構えで
納品までどうか良いコミュニケーションをお願いいたします」
■困ったケース その7
ケータイに出てくれはらへんのです
制作途中や納品前にケータイにお電話するケースがありますが、女性の方で何度おかけしても出ていただけない場合があります。こちらはもちろん着信番号表示ですが、アヤシイ電話と勘違いされて警戒されるようです…ツライですワ、これ(^^;。
準備の良いお客様は、
ウチのケータイ番号を「時代おくれ屋」として登録されてるようです。こうすれば着信時に解りますからこれは正解ですよね。
■困ったケース 番外編(^^;
迷惑メールにされてしもた悲しみ(^^;
こちらからお返しした「ご注文承りました」メール(必ず送信いたします)が、迷惑メール対策ソフトのイタズラで「迷惑メール」として削除済みホルダに入ってしまうケースがあります。で、「返事が届いてませんが・・・」という問い合わせメールがこちらに届くわけです。大事な通信メールが迷惑メールとして処理されてしまうのは辛いので(^^;、このあたり、よく解った方からご指導を受けて下さいますようお願いいたします。